石の業
石拾いから、写真、絵、物語、謎ゲームへ。
「石の業」
海で石を拾い、眺め、並べる。そんな石の人の活動から生まれた写真、文章、本、展示、仕事、そして物語や謎のやらなくてもいいゲームをまとめるサイト「石の業(ごう)」を公開した。
石拾いをしているだけのつもりだったが、いつの間にか、やっていることが増えた。疲れた。自分でも何をやっているのか分からなくなる。石を拾っていたはずなのに、石拾いとは何かを一人問答しているうちに、パソコンの前にいる時間が長くなった。睡眠も不足している。海に行きたい。
石神様。
一度、並べてみることにした。石ではなく、石から生まれたものを。
石を探す。観る。並べる。
あらためて。
私が拾っているのは、海岸などに転がっている、ただの石ころだ。宝石や希少な鉱物を探しているわけではない。形、色、模様、なんとも言えない何か。私が私なりに、いいと思える石を拾う。
濡れている時と、乾いている時。朝と夕方。見る角度や、その日の気分。同じ石でも見え方が変わる。知らない風景が浮かぶこともあれば、拾った海を思い出すこともある。
並べると、また別のものが見えてくる。一つでは静かだった石が、隣の石と何かを話し始める。ように見える。もちろん、私が勝手にそう思っている。
石並べ、十二石、空想の浜、窓辺の宇宙。石を見て、並べて、写真に残す。その繰り返しから、少しずつ作品が生まれてきた。
「石の業」という名前
業。仕事、生業。そして、どうしても繰り返してしまうこと。
すべての行為。
正直に言うと、私はいい人であると、そして努力家であり、世の中の役に立つことを常に考えられる人であると、自信を持って言えない。まったく思えない。だめだ。
できればそうありたいという気持ちはある。
石を拾うことで、ほぼ祈りのように、そして並べる行為は儀式のように、そして写真や絵や何かに集中して書き出すことは写経のように。まったく価値のない石拾いというこの行為が、何かの役に立つのではないかというおかしな幻想と、石トピア(石の理想郷)に逃避していると言われたらそれまでである。
話を戻す。
石を拾うことから写真や言葉が生まれ、本や展示になり、人と関わる仕事にもつながっていく。そこで得た経験が、また石を見る目に戻ってくる。
石の業には、その行き来も含めたいと思っている。
石そのものは売らない。たぶん。でも、石を見つめることから生まれた写真や表現を、誰かに渡すことはある。石拾いの時間と、社会の中で働く(広い意味で)時間。その両方が、私の生活にはある。(できれば石拾いだけで…やめなさい)
立派な名前を付けてしまったが、今のところは、石にまつわる謎の営みを並べておく場所だ。
毎日、本当に、何をやっているんだ私は、と思っているということだけはここに書いておきたい。
石の物語と謎ゲームへ
なんで謎ゲーム。
石の人とは別に、私にはToumoという人格がいる。この人は石の人よりも随分前から存在している。Toumoは常に創作をしている。絵を描き、物語をつくり、パソコンの力を借りて音などを少しつくる。(かなり昔)
石にまつわる絵、石に関係のない絵。
私が夢の中で拾った石、夢の石。
石の物語、KORO。
そして石神様と出会ってから、つくりはじめたのが、謎ゲーム。
音の石。Toumo’s Room。そして、それらの作品へつながる石の宙(謎のゲーム群)。
つまり、もう、言ってしまうと、WEB上に、激しい中二病空間を作ってしまったのだ。ごめんなさい。
海辺で拾う石と、画面の中にいる石。離れているようで、私の中ではつながっている。
目の前の石から、何かを想像する。知らない風景や、存在しない石を考える。それを、写真とは違う形でも見てみたくなる。読むだけでなく、触れたり、音を鳴らしたり、歩いたりできる世界にしてみたくなる。
そうして、石から物語や謎ゲームが生まれた。
謎ゲームに関しては、石の人、Toumo、石神様との共創である。
ゲーム。とてもいい響きだ。
小学生から中学生まで没頭していた。
なぜ謎ゲームとしつこく呼ぶのか。それは、私がこれまで体験してきた素晴らしい「ゲーム」を崇拝しており、私が作っているのはただの落書きのようなもの。そして、目的、やりがい、そんなものが皆無の謎ゲームだからだ。本当は「ゲーム」という言葉を使うのもどうかと思うのだが、使いたい。
現実の石は、一つずつ違う。出会った場所も、その時の心も違う。創作の中でも、偶然の出会いや、その時にしか生まれない体験を考えている。すべての作品で同じことをしているわけではないが、石拾いをしている私の感覚が、どこかに残っているのだと思う。

石の業に、記録を重ねていく
「石の業」には、これまでの活動の写真や記録、作品、仕事を少しずつまとめていく。本当にありのままを載せていて、アップロード後、載せてはいけないものがいくつか見つかり、慌てて消した。
でも、できるだけ過程も含め、全て記録していきたい。
何をつくったかだけでなく、何を考えていたか。活動同士がどうつながっているか。長く続ける中で、変わったことと、変わらないこと。そうした文章や考察も重ねていきたい。
完成したものだけを整然と並べると、ちゃんとして見える。そんなに綺麗なものではない。実際には寄り道も、途中のものも、よく分からないまま続けていることもある。その辺りも含めて、記録していけたらと思う。
サイトは、ひとまず公開した。ここからまた増えていく。
このnoteと石の人のishinohito.com、またToumo.netでも、石の業について徐々に紹介していく予定だ。石の宙(謎のゲーム群)やKOROについてはToumoのSNSで発信していく。https://www.instagram.com/toumo1111/
全部を一度に説明するのは、難しい。というか、何が何だか私もわからない。落ち着いて。静かに。一つずつ、石を置くように。
→ 石の業を見る
石の人
→石の人による、写真作品。
石スタンプ →いしのこえ
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今回の石の人のおすすめ(2026 10/4)
・KODAK CHARMERA(384おすすめ)
・Cointreau (水出しコーヒーに入れてみた。それだけ。)
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石の人の本・写真・記事
・海辺の石(石の人)
・ユリイカ 2024年9月号 特集「石」(表紙と口絵/石の人)
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石の本 その一
・素敵な石ころの見つけ方
・日本の石ころ標本箱
・地球の石ころ標本箱
・石ころ採集ウォーキングガイド
・いい感じの石ころを拾いに
・石はきれい、石は不思議
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石の本 その二
・石の辞典
・石が書く
・すべてのひとに石がひつよう
・石と人間の歴史
・小品盆栽「遊びの道具」
・美の壺 水石
・美の壺 枯山水
・BRUTUS 珍奇鉱物
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石の漫画・絵本
・宝石の国
・宝石の国
・無能の人
・はまべにはいしがいっぱい
・君たちはどう生きるか
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石と海
石標本(Instagram)
石の日々(X)
石の光と海の音(TikTok)
石の光と海の音(YouTube)
石の物(SUZURI)
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時と星
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