石の間/001 石を置いて、服を見る。服を着て、石を拾う。 YOOWN
2026年4月3日。
ヨーンヨーンヨーン。

YOOWNという服屋にいる。
なぜか謎のお面から始まる。
こちらのお店、私が一度ネットでTシャツを買ってから、ずっと気になっていて、初めて訪れたのが今日である。

こちらのお面は道神面というらしい。信州の。
気になる方はこの本を読んでみるといい。
→信州の道神面と戯謡



いろんな国のお面や、民芸品があって楽しい。なぜ服を映さない。

またお面。

お面お面。
私め、最近石のお面を作っている。今まで顔出し姿出し声出しNGにしていたのだが、これは何やら石の機会損失ではないかと思い始めた。転がる石は拾ってみましょう。ということで、リアルワールドに姿を現した時、せめて顔を隠すためのお面が欲しい。ということで、白い狐のお面を石色(グレー)に塗って、鱗滝さんよろしく、それをかぶってはちゃめちゃしてやろうという魂胆である。(石DJしたい)
服はどこや。
この日はYOOWNの文字が縫われた白いTシャツを買った。
ネットで黒いTシャツを買っていたので今回は白だ。
それを見せなさい。(後日)
店長の小倉さんと色々雑談をしていたら、半強制的に石を置いてもらえることになった。ありがたや。ここが第一の、石の間である。
2026年7月18日。
また来てしまった。
冷やかしに来ているわけではない。気に入ってしまったのだ。この店が。
そして石を持ち込んだ。
ノリで言ったのに本気にしてしまった。しまったという小倉さんの心の声は聞こえないふりをして、十二石を並べさせてもらった。

いい。
自画自賛。

店先に、石を並べたので是非とも最高な洋服と一緒に眺めてみてほしい。

そして、私の名刺を並べた。
石のオーラがある者のみに渡されるだろう。スピっているわけではない。
石と波打ち際のようなこの名刺を私はとても気に入っている。






2026年8月4日。
また来た。
一ヶ月も経たないうちに再再度訪問。どういうことだ。
この店から眼が離せない。というのもあるのだが、東京出張のついでに寄ったのである。
先日撮った写真を確認すると、並べた石を固定するための、ねり消しのような白い物がはみでているではないか。それから私の心はもやもやし続けていて、ようやく石の並べ直しができた、というわけだ。

いい。

服は。服はどこや。

石だけ並べて、服はどうした。

色鉛筆さしさし。

さしさし。
YOOWNの服はすべて一点物で、小倉さんが手掛けている。
どれも素晴らしく個性的でいかしたデザインである。

石がなくなっていても、私もYOOWNも苦情は受け付けない。石とは、巡り合わせだと思ってほしい。

むむむむ。

素晴らしい。

そろそろ服を見るとしよう。
先日は、新潟と東京出張、そしてサラブレッドKと384、サラブレッドKジュニアとの食事があったため、ゆっくりと服を見ることができなかった。
新潟での石拾い日記は、またいつの日か。

面。

新作とのこと、目の刺繍Tシャツ。
一緒に来ていた会社の後輩であるパンがとても気に入っていたが、私には似合わないとなぜか諦めていた。買えばいいのに。

ギョロギョロ。

全て一から手作業で作られたパターン、色彩、糸と布のコラージュ的な発想でもって生み出された洋服の数々。もちろん同じものはない。まるで石のように堆積、変性したその肌合いは、個性的でありながら調和している。
この表現があっているかどうかはわからないが、私の素直な思いである。
ヨーンヨーンヨーン。


これこれ。
このTシャツをネットで買ったことから始まった、石とYOOWNの物語。
服を一通り見渡すと、目に留まった半袖のシャツが一着。
黒のリネンに白の刺繍が施され、とても魅力的だった。試着してみたところかなりしっくりきた。暑い夏でも着られそうな風通しのよさ。私はこのシャツを石の服として着用し、石拾いをすることにした。
胸ポケットがかなり下に配置されており、なんと拾った石が自然とポケットに入りそうな設計になっている。(偶然)
石を並べさせてもらって、石の服まで用意していただいて、(妄想)私は感無量だ。ありがとう小倉さん。

気づけば時間を忘れ、日は落ち始める。

とてもいい時間だった。
石の間
この世の何処かの一角を、
石の間として、石を並べられたら、幸いです。
知らない何処かの点と点。
石のように、
石が転がるように、ご縁があれば。
何処かの何かのお店の方々、石の方々、石への想いがあれば
ishinohito.ishitoumi(at)gmail.comにお便りください。
あるいはこちらの心の石箱から。https://ishinohito.com/message/
石の人
→石の人による、写真作品。
石スタンプ →いしのこえ
………………………………
今回の石の人のおすすめ(2026 8/7)
・えびせんべい のり塩
・美浜の里 お好み
………………………………
石の人の本・写真・記事
・海辺の石(石の人)
・ユリイカ 2024年9月号 特集「石」(表紙と口絵/石の人)
………………………………
石の本 その一
・素敵な石ころの見つけ方
・日本の石ころ標本箱
・地球の石ころ標本箱
・石ころ採集ウォーキングガイド
・いい感じの石ころを拾いに
・石はきれい、石は不思議
………………………………
石の本 その二
・石の辞典
・石が書く
・すべてのひとに石がひつよう
・石と人間の歴史
・小品盆栽「遊びの道具」
・美の壺 水石
・美の壺 枯山水
・BRUTUS 珍奇鉱物
………………………………
石の漫画・絵本
・宝石の国
・宝石の国
・無能の人
・はまべにはいしがいっぱい
・君たちはどう生きるか
………………………………
………………………………
石と海
石標本(Instagram)
石の日々(X)
石の光と海の音(TikTok)
石の光と海の音(YouTube)
石の物(SUZURI)
………………………………
時と星
Toumo
toumo.net
Instagram
online store
………………………………
いしひろいたろう
いしひろいたろうのはなし(Instaggram)
いしひろいたろうのすべて
………………………………