石好きの人と三重の海で石拾い、奇跡の石たち |思い出その百二十六の三|
2023年4月8日。
三重のある海岸近くの道の駅にて。
石拾いの旅|三重県の海岸

ああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

あー
これはすべて石好きださんの石だ。
私は受け止めきれない。この膨大な数の石のパワーを。
選りすぐりの石。ある時は何かに見立てられ、またある時は具体ではなく抽象の石として愛でておられる。
旅の思い出が詰まった、想いが込められた他人の石を一気に見ると、こういった感情が生まれるのだな。
初めて味わうこの感覚。今、時間の密度が尋常じゃない。先ほどまでのゆったりとした石拾いの時間とのギャップがすごい。ここでの1分が、外界での1日に相当する。インターステラー。
TADAの家に訪問した際に見た石コレクションも衝撃だったが、それまでに小出しに見せてもらったいたのでまだなんとか石の圧力にも耐えられた。しかしこちらは、全てが初見で、しかも石の数が尋常じゃない。すべての質が高い。それもそのはず、石に取り憑かれ、日本各地で石を拾ってきた石好きださんの選抜メンバーなのだから。
落ち着け。落ち着くんだ。石を、丁寧に、一つずつ見ることにしよう。
うーん。この石たち。無償で公開していいものか。
石拾いの旅|石好きださんの石

スパ あるいは スパンと書かれた石。

島。

渋い石。

化石が混ざっているよう。本当にそうかも。

こちらも化石に見える。

どこかの荒れ果てた惑星。

瑪瑙。空洞部分に結晶があるかもしれない。鍾乳洞のよう。

岩のモンスターのよう。

珪化木。

これも珪化木だった気がする。

松ぼっくりのよう。ではなく明らかに松ぼっくりだ。化石か。欲しい。欲しすぎるよ、石好きださん。ください。
ちょっとまってくれ。
全部で石が50個以上ある。ごめんなさい。
あとは、石の集にて公開とさせていただく。
(石好きださん、石の集に招待します。)
→続き 石好きの人と三重の海で石拾い、奇跡の石たちのすべて |思い出その百二十六の四|
ー
ベンチに石を並べ、石の話で盛り上がっていると、道の駅に訪れた人々が、石を売っていると勘違いして、ちらちら覗き込んだりした。
我々は石の行商人ではない、と伝えておいた。
引き続き石の話で盛り上がっていると、
一人のお爺さんがやってきた。
石か。石かね。わしは車で海沿いを日本中を旅しておるぞと。
ほう。
新潟の海からやってきたとのこと。
わしも石を持っておる。でかい石じゃと。
ほほう。
半信半疑で話を聞きながら、石好きださんと顔を見合わせた。
石…だと…?

ちょっとまっておれ。
おもむろに車に乗り込みガサゴソガサゴソ。
ほれ。
どどどん。どん。
でかい石。でけー。
写真を撮り忘れた。
本当だった。たしか、糸魚川のヒスイ海岸で拾ってきたと言っていた気がする。たぶん。
そして翡翠やらなんやら石の話を聞かせてもらった。全く記憶にはないが物知りなお爺さんだった。
道の駅でこんな石の出会いもあるのだなと。
このままでは石を売るはめになるか、石好きださんの石がいつか盗まれてしまうので、そろそろしまって、今日最後の石拾いで締めることとなった。
石の人の石の本。「海辺の石」。石と石拾いへの思いが詰まった一冊です。
1 石の小図鑑 2 石の見立て 3 石を並べる 4 石を拾うということ
→「海辺の石」
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